こんばんは、渋谷の渋谷の不動産会社の社長をしています。ハイブリッジホーム株式会社の
代表取締役高橋です。
前回のブログ記事で、20歳中頃に自宅マンションの購入をしたお話をさせて頂きました。
正直、この時期は、妻と二人暮らしで、仕事も徐々に慣れてきていましたが、まだまだ、
会社では、下っ端でしたので、給料面でも厳しい生活を送っていました。
横浜のみなとみらい一等地に身の丈の合わない広い3LDKのマンション購入後の
夜に両親にも、報告しましたが、
「えーーー大丈夫?、バカなんじゃないの?」
と、ちょっと頭おかしくなったのでは無いかと心配されました(笑)
最初は、妻と二人きりでしたので、3LDKだと部屋が余っていて、部屋が物置とかに
なったり無駄に使っていました。広い分、電気代とかも多めにかかっていたと思います。
それから、数年は、この家で暮らしましたが、第1話でも書きましたが、
人生のピンチをむかえ、家族の望みをかなえられるくらいの収入を、会社にぶら下がらなくても
良い自分作り達成する為に不動産投資をする決意をする決意をしました。
ただ、不動産投資をするにも、元手が無かったため、妻には大反対されましたが、
みなとみらいの自宅を売る決意をしました。不動産投資をするにあたり、妻の反対は壮絶なものがありました。
この辺りについては、今後、機会があれば、ブログでも書いていこうと思います。
さて、みなとみらいの自宅売却をするために、まずは、大手の不動産会社さんに連絡して、
専任媒介契約で売却活動を進めていきました。
専任媒介契約は、1社のみに依頼する媒介契約です。他の不動産会社と併せて仲介を
依頼することはできません。他にも一般媒介契約と言って、複数の仲介会社さんに依頼できる契約もありますが、
最初に依頼した大手不動産会社さんの営業は、
「僕たちに任せてもらえれば、安心です、マンションを買いたいと言う、お客様から常に問い合わせが
ありますし、このエリアでこの条件で探されている方がいますので、その方に紹介させてください。
その為には、専任媒介契約を結んでいただく必要があります」
との事だったので、まぁ、検討しているお客さんいるなら、お願いしようかな、大手だし安心かな、
と言う軽い気持ちで依頼をしてしまいました。
しかし、それから1カ月間、内見すら入らないので、この不動産会社さんの営業に問い合わせをしたところ、
「高橋さん、ご連絡おそくなりました、以前検討されていた方が、別の物件で購入決まってしまいました、
別で探します、丁度、今週末に内見が入っていますので、よろしくお願い致します。」
その後、内見は来ますが、特に興味なさそうなご夫婦が内見にこられたり、この物件は高い!とか、
うるさいとかマイナスな事ばっかり言う奥様だったりが続きました。。。
そんな日は、テンションが下がります。
そして、3カ月がたとうとした時に、大手不動産会社営業さんから、連絡がありました。
「高橋さん、どうやら、希望の売却価格は高いようです。内見こられた方のアンケート結果から、
やはり価格面が高いという意見が多かったです。大分、値下げになりますが、XXXX万円で如何でしょうか?
もしくは、当社は、買取も行っています、すぐに現金化したい場合は、当社が買い取ります。」
私は、上記の内容を聞いた時に、この大手不動産会社さんには、任せられない、自分でやらなければと言うように感じて、
なかなか契約切るの苦労しましたが、契約を切りました。
その後、1カ月前後で、購入時より高い、希望の価格で無事、売却する事が出来ました。
この結果、売却した資金で約7年間払った住宅ローンの残債を一括返済しても、
手元に自己資金を残す事が出来ました。この元手で、不動産投資で1棟アパート購入に向かうのですが、
振り返ると、20代前半に、このマンションを買わずに、中途半端な値下がりする物件を購入していたら、
人生を好転させる事は出来ていなかったかもしれません。
当時、不動産の勉強を本や色々な方に会ってお話をお伺いしていく中で、自分の中で知識を蓄えていたため、
不動産会社の闇に飲み込まれずに、良い判断が出来たのだと思います。
次回以降ブログでは、『不動産会社の闇』について、掘り下げてみようと思います。
つづく